知井の新幹線問題を考える有志の会『美山町知井の新幹線問題を考える――北陸新幹線(敦賀・新大阪間)延伸計画が引き起こす地域問題』でまとめられている問題点を元に、北陸新幹線延伸計画が非常に無謀であり、京都の住民が営む生活を徹底的に破壊する暴挙であることを多くの方に広く知っていただきたく、これまで掲載してきたメディア記事を以下に列挙します。
京都府議会における議論については、“北陸新幹線延伸”タグで一覧できますので、ぜひご参照ください。
●シリーズ総選挙・京都の争点|北陸新幹線延伸計画〈中〉――京都民報2021年8月15日
●北陸新幹線延伸“待った” 南丹市美山町田歌区 環境アセスメント受入れ“拒否”――京都民報2020年10月18日
●京都新聞2021年2月14日――北陸新幹線「自然や生活環境を壊してまで必要か」 ルート上の地区が投げ掛ける疑問
●京都の街と美山、京北、豊かな自然環境と里山の暮らしを破壊する北陸新幹線延伸計画 必要でしょうか。 一緒に考えてみませんか。――京都民報2019年7月号外
●川本正彦(リニアを考える愛知県連絡会代表・春日井リニア新幹線を問う会事務局帳)『大深度地下法は憲法違反』――京都民報2019年6月23日
●いつかの東京はそのうちの京都――京都民報2018年12月02日
●北陸新幹線延伸による環境破壊 沿線住民の暮らし脅かす――京都民報2017年10月1日号
●北陸新幹線延伸検証・環境破壊「新幹線が豊かな森壊す(芦生を24年間撮り続けている写真家:広瀬慎也さん)』――京都民報2017年9月3日号
共産党京都府議団としても、7月16日に『自民・維新与党整備委員会による北陸新幹線小浜・京都ルート「桂川案」選定への抗議声明』を発表いたしました。
→自民・維新与党整備委員会による北陸新幹線小浜・京都ルート「桂川案」選定への抗議声明
自民・維新与党整備委員会による北陸新幹線小浜・京都ルート「桂川案」選定への抗議声明[PDF]
日本共産党京都府会議員団
団長 島田けい子
北陸新幹線の敦賀以西延伸ルートをめぐり、自民党と維新の会でつくる与党整備委員会は、7月15日、延伸ルートの8ルート検証の結果、小浜・京都ルートの「桂川案」の選定で合意したと報じられている。
6月30日開催の与党整備委員会ヒヤリングに京都府知事、京都市長が出席し、一昨年令和6年12月13日の同委員会ヒヤリングの際にも掲げた施工上の課題
①京都丹波高原国定公園への影響
②建設発生土の処分地確保と運搬
③京都の地下水の水量と水質への影響
④駅部工事期間中の交通渋滞等
⑤京都の文化・歴史的建造物等への影響
⑥車両基地予定地域の治水
など6つの懸念事項に加え、5兆円を超える建設費の自治体負担問題など、府民や京都府、京都市のこれらの懸念事項に対して、整備委員会の議論も不透明であり、そもそも、府民にも自治体にも説明がなく、府民的合意もない中で、ルート案を選定したことは許されない。強く抗議するものである。日本共産党府議会議員団は、特別国会会期末の7月17日までに与党整備委員会がルート決定を行なおうとする緊迫した状況の中、代表質問、常任委員会質疑、知事総括質疑など、住民運動と結んで延伸計画中止を求めて論戦をしてきた。
代表質問では、ヒヤリングへの出席が「お墨付きを与えるもので、応じるべきではない」と厳しく指摘したが、知事は、出席をした。その後の事態は、まさに、指摘した通りの事態となった。
知事総括質疑では、仮に与党PTがルートを決定した場合 これをやむなしとされるかと問いただしたが、西脇知事は、
「ルート決定時における府の対応については、与党PT整備委員会での議論を経て、ルートが決定されるもの」
と述べ、さらに
「様々な施工上の課題や建設費の費用負担にいては、国土交通省、機構が適切に対応いただく」
とのこれまで同様の無責任な答弁を繰り返した。一方で、
「最終的には5条件のところもありますように、地元の知事が合意しない限り、着工には至らないということは変わらない」
と答弁せざるを得なかった。与党PTの「桂川案」は、昨年の参議院選挙で下された府民の審判や維新が「小浜・京都ルートは反対」としてきた立場からも全く説明がつかないものであり、中止以外にない。
日本共産党は、引き続き、延伸計画そのものの中止と、サンダーバードや在来線、住民の足確保に向けて全力を尽くすものである。
7月16日の京都新聞は、「沿線地域の懸念解消に向けた前進はほぼなく、京都側が必要とする住民の『理解や納得』を得るための取り組みはゼロからの再出発となる」と報じた。また、京都仏教会は、「千年の愚行」として「小浜・京都ルート」に反対を表明している。
京都府知事として、国追随ではなく、京都の歴史に汚点を残さぬよう、きっぱり中止の政治決断をすべきと改めて求めるものである。
以上
