商工労働観光部 書面審査
商工労働観光部の書面審査が行われた。
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◯島田幹事 2分しかありませんので、質問は2点だけで、あとは要望と資料要求をいたします。
伝統和装産業の振興についてです。
平成17年度に条例をつくりましてから、人づくり、ものづくり、環境づくりなどを進めてこられましたが、西陣織はピーク時の8.7%の生産量、京友禅も2.6%の生産量と激減をしておりますし、後継者問題も含めて本当に危機的な状況にあると思っておりますが、京都府では、条例に基づく基本的な計画できちっと目標を定めることとか、あるいは実態調査が行われていないと思っているのです。毎年、年1回の府の審議会も、新しい京もの伝統工芸品の認定等に限られていて、現状の危機的な状況には心もとないと思うので、改めて実態調査をすべきだと考えます。その上で、要望は、計画をしっかりと策定をし、目標を持って取り組んでいただきたいということでございます。
そして、この点で資料要求は、匠の公共事業費、平成24年度、平成25年度、そして平成26年度と年々金額が減少しておりますし、伝統産業若手育成事業も年々減り続けております。ということで、この分野についてはいろいろ組み替えがあるので、決算書を見ましてもわかりませんので、この間、平成17年度条例制定以降どういう取り組みをやって、その年度年度の決算状況について、少し組み替えもよくわかるようにして資料をいただきたいと思います。
それで、もう一点の要望は、雇用対策の要望でございます。
主要事項の117ページに、緊急雇用対策事業がございます。15施策について51億円の執行になっております。そのうち委託料が29億5,000万円、補助金が19億8,000万円、事業ごとの委託先、補助金を打った先の名称と金額をお教えいただきたいと思います。
それから、ジョブパークの運営に係ってはパソナに委託をされておりますが、総合プロデュースあるいはカウンセリング業務等々、さらにいろいろな事業の名目でパソナには支出されております。ジョブパークの運営と北部センターも含めまして、どういう事業が行われていて、そのうちパソナにはどれだけ委託をされているのか、それから雇用労働施策全般にかかわってパソナにどれくらいの委託をされているのか。
産業立地促進開拓員の業務も1億2,000万円ありますが、これもパソナになっておりますけれども、この部局全体でパソナにはどれくらいの委託をされているのか、事業名とその金額について、これは資料要求をお願いしたいと思います。
以上です。
◯北岡委員長 島田幹事に申し上げます。もう時間を超過しておりますので、答弁を求められたところだけ理事者にお願いしてよろしかったですか。
◯岡本商工労働観光部長 資料要求は正副委員長さんと相談させていただきますが、伝統産業の実態の状況ですけれども、毎年、業界とのお話を重ねたりして実態の把握に努めるとともに、例えば西陣でしたら西陣企業調査という形で、業界でも調査をしていただいています。そうした取り組みを蓄積していくとともに、引き続き業界の方々とも御相談しながら、実態、状況の把握に努めてまいりたいと考えております。