平成26年9月定例会 決算特別委員会 書面審査 政策企画部―2014年10月14日〜島田敬子府議の質疑応答部分

政策企画部 書面審査

 政策企画部の書面審査が行われた。

 



 

◯島田幹事  府民満足最大化プランについて伺いたいと思います。
 この間、平成10年度から平成26年4月1日まで知事部局の一般行政職員が1,135人減らされておりまして、代わりに非常勤臨時職員が1,000名、そうした中で時間外勤務も増え続けておりますし、年休消化率も減少の一途、さらにはメンタル面も課題が出ています。さらに問題なのは、これは総務省が集中改革プランの取り組み状況の調査を行って、最終年度に自治体に反省すべき点、今後の施策全般への意見ということで求めたのについて、定数削減で事務スキルが低下をし、そして正規職員1人当たりの業務量が増えて、それに伴う職員の士気が低下をしている、アウトソーシング推進による技術継承が懸念をされるという指摘がございます。とにかく削減ばっかり言うものですから、物品費とか、いろいろ、究極の行政改革(行革)である市町村合併、そして京都府も土木事務所、保健所を減らし、振興局を減らしということで、地域の働き手が減って、地域経済が疲弊をしている、そういうあり方について懸念を示す声もたくさん出ております。それで、プランでは改革を進める側の目線でメリットばっかり書いてありますが、私はそうした課題について真剣に検証するときではないかと思っているのですけれども、その点について見解と、そして平成26年から平成30年まで、今後5年間、340億円の効果を上げるという人件費の総額の抑制、一体何人の削減数を計画しておられるのかお聞かせください。

◯畑村政策企画部長  まず、前回の府民満足最大化プランの成果でございますけれども、基本的には府民満足の1点に資源を集中するという形で事業構造の改革をやってきたわけでございますけれども、金額的に言いますと、775億円の収支改善が図れましたということ、それから事業構造の改革という面では、ワンストップ化でありますとか、府民協働の事業化、こういったものを徹底的に進められたのではないかと思っております。
 委員がおっしゃった人員削減の件についてでありますが、基本的には新しいプランにおきましては、人員削減を進めるという内容にはなっておりません。委員がおっしゃった収支改善の目標につきましては、400億円の収支改善が必要だという目安を立てておりますけれども、これにつきまして人員削減において達成しようという内容にはなってございませんで、経済成長を図るとか、あるいはアセットマネジメントによるコスト削減、こういったあたりで経済効果を発揮していきたいという内容のプランになっております。
 以上でございます。

◯島田幹事  給与費プログラムの続行ということでありますので、それで効果が340億円ということですから、その辺を懸念しているわけで、最初の質問の狙いは、生身の人間が働いていらっしゃって、職員さんの能力を余すことなく発揮していただけるためにも、削減一辺倒ではなくて、そういう目線からも検証が必要であると。
 最後、1点指摘したいのですけれども、人件費が減らされる一方で、委託費等が増加をしていると思っております。私の今日の問題意識は、先ほどから「海の京都」の問題等出ておりましたが、予算特別委員会でも話題になりましたけれども、「海の京都」のプロデュース、あるいは観光おもてなし人材育成事業を、東京都の会社に委託ということですとか、政策企画提案部門も含めてこの間、公募して民間に委ねる方法が広がっていると思っております。働く女性の応援事業企画提案を、これもプロポーザル方式、それから今年度でいえば、京都府政マーケティング業務、府政情報PR業務、それから求職者訓練業務、こんなものも東京、神戸の業者、さらに地域包括ケア推進機構運営業務委託は、3年間オムロンパーソネルに委ねて、今度ことしからパソナということで、地域包括ケアの推進等にかかわる重大な企画、提案、それから現場の地域のネットワークを構築するための専門的な仕事がこのように委託をされているという現状で、本当に職員の政策、企画能力がこれで向上するのかという疑問を持っているわけです。この際、時間がありませんので、資料提供をお願いしたいのは、このような企画提案型の事業、あるいはさまざまにプランがありますけれども、こういうプランの形成過程の段階から各部局がプロポーザルで民間に委ねた事業を、この際、平成25年度だけで結構ですので、一覧でお示しをいただきたいと思います。時間がありませんので、そういうことで府民サービスに直接結びつかない内部組織、業務の徹底見直し、簡素化、アウトソーシングが行われていった結果、そういう企画能力まで奪われるようなことがあってはならないと思いますが、このあたりの現状認識と課題についてお教えいただきたいと思います。

◯北岡委員長  まず、資料要求されるのですね。

◯畑村政策企画部長  発注の形態につきましては、私どもの部で所管はしておりませんので、しかるべき部に請求いただきたいと思っております。
 それから、基本的に民間の力をできるだけ生かす形で成果を上げていく行政をやっていきたいと思っておりますので、それとあわせまして、職員の政策企画能力も低下をしないように、両方実現できるようにやっていきたいと思っております。

◯北岡委員長  もう時間が過ぎております。おまとめください。

◯島田幹事  人材の育成強化で、現地現場に出向いて府民と議論を重ねて、現状を正しく把握をするとともに、客観的なデータを分析して、課題の本質を見きわめてやるんだと、解決をしていくんだと、縦割りは立てないんだということで、いろいろ重ねているわけで、先ほどからの答弁を聞いておりますと、プランを立てた後の責任を実際とろうとされていないと思いますし、指摘をしておかなければなりませんし、最後のところまで見届けることが私は必要だと思っております。そうした点で、府民満足最大化プランについても、そういう府民目線と言うなら、もう少しリアルな検証を行っていただくことを求めておきたいと思います。資料要求は先ほどのとおりお願いしたいと思います。
 以上で終わります。

◯北岡委員長  では、先ほど資料要求がありましたが、他部局の云々ということがありましたが、もう一度理事者に先ほどの資料要求について。

◯畑村政策企画部長  ただいまの資料につきましては、私どもの部で所管をしておりませんので、しかるべきところにお願いいたしたいと存じます。