11月4日、有栖川第三弾ウォッチングが開催され、一緒に歩きました。
今回は大覚寺前から西高瀬川合流点まで。大覚寺の池は観光シーズンに入り、お金を払わなければは入れません。国の公共事業でお金をつぎ込んでいる農業用水確保のためのため池なのに、大覚寺が独り占めするのは、まずおかしい話です。
さらに下流へ。一条通りから南へ。今度は某大学用地の中を通る部分はこれまた立ち入り禁止。そして、三条通りから南は某バス会社がシャットアウト。
「河川の堤防は公共のものです」との京都府の看板がありますが、あちこちで寸断されています。一体どういうことでしょう。河川管理費の予算減額のせいでしょうか。土砂が堆積したままのところや雑草がおい茂っているところなど、河川管理上も課題があると痛感しました。
それにしても、やはり、有栖川はいいです。右京区民の憩いの空間としても、ぜひ整備をしていただきたいと思います。小水力発電が出来そうなところもあります。立派な構造物を作らなくても、せめて堤防道路部分は梅津までスーっと通したらいいと思います。
有栖川を美しくする会や守る会などの看板があります。住民が多彩な取り組みをしている河川としても有栖川は他の河川を上回る魅力があるのだと思います。土木事務所や京都府に要求していきたいと思います。