有栖川ウオッチング第二弾を行いました。先日は、有栖川の源流をたずねて奥嵯峨、北嵯峨を歩きました。今日は、西高瀬川と有栖川の合流部(三条通り下がる)から嵯峨野、梅津地域を通って、構口児童公園、桂川合流までです。

やはり、右京区を貫く有栖川の流れ、水辺環境は本当に素晴らしいものです。遊歩道を川上から川下まで通して、それぞれに植栽をするなど整備をしたら、どんなに素敵な水辺空間や散策コースができるかしらと夢をいっぱい広げながら歩いてきました。
この区間は2.2km。現在は京都市が主体の事業として計画が進められているものですが、なかなか進みません。西高瀬川に合流するまでに私たちはこの世にいいひんわぁ、との声が出てました。
有栖川の桂川河口付近、梅津構口町あたりは堤防や公園、水辺空間がきれいに整備されていますが、問題は桂川の合流部。上に道路があるのですが橋梁改修ができておらず、狭隘部があります。また、桂川の管理の点で行けば、有栖川よりも桂川の方が高くなっているようなんです。
国も、京都府も河川管理予算を年々減らし続け、除草や土砂の浚渫作業などがどんどん減らされています。先日宇治市で河川が決壊して大変な災害となりましたが、有栖川の堤防もこのような予算こそ、増やすべきではないでしょうか。国交省が担っているリニアなんかより大事だと思います。