日本共産党京都府会議員団:議員団ニュース 2023年3月15日号「ゼロゼロ融資の追加金融対策を実施へ」

ゼロゼロ融資の追加金融対策を実施へ

「伴走支援型経営改善おうえん資金等の融資制度」

据え置き期間が最長5年以内に

ゼロゼロ融資の後継制度である府の「伴走支援型経営改善おうえん資金等の融資制度」が、
「最長5年以内の据え置き」となり、経営の安定・強化を支援するようになります。
2月議会予算委員会で共産党議員の質問に京都府が答弁したもの。

新型コロナウイルス感染症等の影響により、
厳しい経営環境にある中小企業者等を資金面で支援するため、
京都府および京都市が金融機関と連携しながら、
長期・固定金利による中小企 業融資制度を通じて支援するものです。

 

商工団体の役員の方からも「大変ありがたい」の声

企業と雇用を守るため、頑張って黒字にしたが
景気は回復しておらず、返済するまでの経営には
いたっていない中小事業者の方に、
「5年以内の据え置き」
は大きな支援です。

伊根町商工会長や宮津商工会議所会頭等からも喜ばれています。

当面の資金繰りの融資だけでなく、
足腰の強い、持続的な事業の存続のために、
経営の安定に繋がります。

 

◆新たな制度の特徴◆

  1. 借り換えが単に出来るだけではなく、真水も含めて借り換えができるというのが特徴です。ただ、セーフティネット4号、5号は、売り上げが落ちた方が借り換えたいといった場合は、この融資制度を利用し「5年の据え置き」が出来る制度です。
  2. セーフティネット4号、5号で借り換える場合には、コロナ前と比較して20%売り上げが落ちていれば対象になります。
  3. 返済期間は10年 据え置きは最長5年以内です。