◆2月定例府議会・予算議会が始まります。
島田けい子が本会議一般質問に立ちます。
2月定例府議会が2月12日から3月19日まで開催されます。
物価高騰や人手不足への対応として、中小企業や社会福祉施設、保育所・幼稚園等の環境改善を応援する事業などの補正予算案は議会冒頭に質疑が行われ 採決されます。
予算案には、老朽化した府立大学体育館の整備検討費が計上されるなど私たちが求めてきたことも盛り込まれています。
一方、国民健康保険料の大幅な値上げが検討されています。
国保の運営が都道府県単位となり、府が財政運営に責任を持つ制度となっていることから、府の責任が問われます。
石破首相が「楽しい日本」といい、西脇知事は「あたたかい京都づくり予算」と言っていますが、本当でしょうか。
本会議代表質問は2月18日、日本共産党から光永敦彦議員団幹事長が行います。
また、私、島田けい子は本会議一般質問に立ちます。
災害時における医療的ケア児や難病患者さんなど、在宅人工呼吸器装着の方々の非常用電源確保や避難場所の確保対策、ICT教育における教育効果の検証と子どもの成長発達への影響等について、質問します。
一般質問は、2月19・20・21日のいずれかです。
傍聴にぜひお越しください。
◆やっぱり、リニア新幹線もいらないなあ
山梨県リニア新幹線実験線や被害の実態調査へ
共産党京都府議会議員団の管外調査で、リニア新幹線問題で静岡、山梨を訪ねました。
東京・品川・名古屋間の全長286kmに及ぶリニア新幹線。
山梨・静岡・長野の3県に跨がるのが総延長25kmの南アルプストンネルです。
昨年10月岐阜県瑞浪市大湫町で昨年発生した、トンネル掘削による地下水位低下や水枯れ、止まらない地盤沈下問題など各地で大問題になっていますが、この地域でも様々な問題が起きています。
静岡では、『リニア新幹線を考える静岡県民ネットワーク』の林克・共同代表から、大井川の豊富な水資源は、流域8市2町の60万人を超える住民の生活に利用されるだけでなく、食品や製紙、製薬などの工業やお茶をはじめとした農業など水を使う様々な産業をこの地域に生み出し、流域で暮らす住民にとって大井川はかけがえのない存在であるとのお話とともに、各地の住民運動が続けられている報告がありました。
山梨では、山梨のリニア実験線の調査とPR館も視察しました。
時速500kmを超える猛スピードで走るリニアは、車両がトンネルから出てきた時に微気圧波が起こり、住宅被害が広がり、立ち退きを余儀なくされている集落も多いそうです。
無謀なリニア新幹線もやはり中止しかありません。
「受験生を狙った痴漢の加害防止と被害救済の強化」を求める緊急の申入れ
大学入学共通テストを翌日に控えた1月17日、共産党京都府議団・京都市議団、倉林明子参議院議員、堀川あきこ衆議院議員の連名で、受験生を狙った痴漢の加害防止と被害者救済の対策強化を求めて、京都府警察本部や教育委員会など関係部局に要望懇談をしてきました。
警察の方とのお話では明日からの受験日には特別体制で警戒にあたるとのことでした。
女性の身体に直接触れる痴漢の検挙件数は減少しているものの、スマートフォンなどを使った盗撮の被害が急増しているようです。
痴漢も盗撮も犯罪です。
様々な対策を行われているようですが、更なる強化を求めました。
◆けい子の活動日記
子どもたちの多くがスマホやインターネットでゲーム漬けになっていることがとても心配で、あれこれ調べていました。
東北大学の川島隆太教授らの調査によると、スマホの使用で脳の発達が阻害されると衝撃の結果を発表しています。5歳から18歳の子どもたち223名の脳をMRIで計測し、3年間の脳の発達とインターネット使用習慣との関係を調べました。
インターネットを頻繁に使っている子どもたちほど、記憶や学習、言葉や感情に関る領域などの脳の発達に影響がみられており、インターネットをほぼ毎日使用する子どもの脳の発達はほとんどゼロに近い数字になったという衝撃の結果です。
また、同大学と仙台市教育委員会が仙台市立中学生24,000人に対して行った「仙台市学力検査」「生活学習状況調査」を分析した調査では、勉強時間の長さではなく、いくら勉強してもスマホやタブレット、ゲーム機を使う時間が長いほど、成績が悪くなる結果となったそうです。
仙台市教育委員会はこれをニュースにして子どもに配布し、生徒が自分でコントロールでき、上手な使い方を身に着けさせる取り組みを行っているそうです。
スマホやネットの長時間不適切な使用は、視力低下や睡眠不足による心身の不調、運動器・関節・電磁波の被害、ネット依存などの様々な障害をもたらします。
本会議質問で取り上げます。