こんにちは島田けい子です:2022年6月19日号

◆6月定例議会が開会 生活危機突破 暮らし応援の政治を!

6月10日から京都府議会6月定例会が開会。それに先立つ8日には、
『議会報告・要求懇談会』
を開催し、要求運動に取り組む京都府民の皆さんと懇談しました。

参加した市民・団体の皆さんから、
「物価高騰が生活困窮者を襲っている。オイルショック時には、国は保護基準を何度か引き上げ一時金も支給した。京都府でも具体化を」
「給食費の無償化へ、京都府の市町村への支援具体化を」
「私立高校では、制服代、パソコン購入費など、授業料以外の負担が大きい」
「タクシー業界は、観光客や修学旅行生が戻ってきたとはいえ、引き続き苦しい。京都駅前は今も1時間の客待ちだ」
「京都府の補正予算の中小業者支援は、省エネ対策への補助にとどまっている。直接支援が必要」
「消費税を10%から5%に減税すれば、物価を5%下げることになる」
「教育現場がブラックな働き方のために、教員のなり手が減っている」
「保健所の体制強化と称して、感染者への連絡や人と接触する業務も民間委託するのは問題だ」
など、切実な声が寄せられました。

京都府は、知事選でも大きな争点となった保健所の体制強化については、保健師5人の増員にとどまる一方、事務職員を3人減らし、他方で府立植物園など北山エリア開発計画推進のため、新たに「文化施設政策監」なるポスト(部長級4人・課長級6人他)を新設して16人を配置する等、異例づくめで力を入れる姿勢が浮き彫りとなっています。税金の無駄使いと街壊しの無謀な計画は中止し、今こそ、コロナ禍の府民の命と暮らしを守ることが必要です。

また、知事自身が支部長を務める地方職員共済組合「京都平安ホテル」職員全員に解雇を言い渡した事も重大です。貴重な現場の皆さんの声を活かし、頑張ります。

 

 

◆連日 ハローワーク前で雇用アンケート実施中

日本共産党府議会議員団は、烏丸御池のハローワーク前で、連日、昼休み時間帯を利用して、くらしと雇用のアンケート・生活相談にとり組んでいます。

求職者の中には、1年以上求職活動をされている方も多く、失業期間の長期化の傾向がうかがえました。

対話の中では、
「失業してアルバイトでつないでいるが、子どもの保育園で休園が繰り返され、そのたびに仕事を休まざるを得ず、収入が減る」
「自分の奨学金返済が400万円残っているのに、子どもが大学に進学。そのさなかにコロナ失業し求職しているが、正規の仕事がない」
など深刻な実態が寄せられています。

「30歳を超えても奨学金を返さなければならないなんておかしい。参議院選挙頑張ってください」
「憲法9条絶対守って欲しい」
等、日本共産党への期待の声も寄せられました。

アンケート活動には、たけやまさいこ参議院京都選挙区予定候補、堀川明子比例予定候補も参加しました。皆さんの声をもぜひお聞かせください。

 

 

◆けい子の活動日記

6月定例府議会が開会しました。参議院選挙中は休会し、7月中旬まで議論を進めます。

島田も本会議一般質問に立ちます。テーマの1つが「香害」問題です。先日、京都新聞のジュニアタイムズに『広がる「香害」』が取り上げられました。これに関する質問です。取り上げるのは今回2回目です。

柔軟剤や制汗スプレー等の身近な商品に含まれる化学物質で頭痛や吐き気、めまい、考える力の低下等の症状に悩む人が増え続け、不登校や退学に追い込まれる児童生徒がいます。国の対策もなかなか進まない中、多くの人が苦しんでいます。今回は特に、子どもの教育保障の観点で質問します。

さて、先日は参議院選挙必勝へ演説会が開催され、来春の統一地方選挙右京区新5人衆が発表されました。堀信子市議の跡継ぎ江本佳代子さんも挨拶しました。頑張ります。