◆9月定例会が開会 会議・代表質問に立ちました。
自公政権与党が、衆議院に続いて参議院でも過半数割れとなる中、選挙で示された民意に応えて、府民の暮らしと命を守ることを最優先する府政への転換を求めました。
- 消費税緊急減税とインボイス廃止
- 中小企業への直接支援で全国一律最低賃金時給1,500円への引き上げ
- 農家への価格保障・所得補償の実現と高温・渇水被害への緊急特別対策の実施
- 自民公明・国民民主、維新が合意して進める「医療費年4兆円削減」のための「病床11万床削減」やOTC類似薬の保険外しに反対すること
- 原発の「最大限活用」を明記した国の第7次エネルギー基本計画や老朽原発稼働延長のための乾式貯蔵施設建設に反対すること
- 府民の合意が得られない北陸新幹線延伸計画よりも在来線の拡充を
- 府民の安全を脅かす弾薬庫整備や基地強化の国に対して反対すること
など、知事をただしました。
知事は、「消費税は社会保障財源、国で議論されること」「防衛力の強化については、我が国の安全保障にかかわる国の専権事項であり、国において丁寧な説明を」など、国追随の答弁を繰り返しました。
府民の明確な審判が下された北陸新幹線京都延伸計画は国家的プロジェクトであり推進する立場を表明、祝園弾薬庫や舞鶴基地強化など大軍拡、そして原発再稼働と貯蔵施設建設など府民の暮らしを脅かす国策に何にも言えない、自民党政治の忠実な執行機関になっている現状が浮かび上がりました。
来春は知事選挙です。府民の命と暮らしに寄り添う地方自治体本来の役割を果たす府政を取り戻す事がどうしても必要と決意を新たにしました。
詳細は『島田けい子オフィシャルサイト https://shimadakeiko.net/』を検索!!
ご意見をお待ちしております。
◆ストップ!ガザ侵攻!
強行10年!安保法制は廃止を!
日本共産党府議団そろって街頭で訴え
安保法制関連法が強行されて10周年。定例議会の合間を縫って、お昼休みに府議団揃って堀川丸太町スーパー前で宣伝行動をしました。
本会議終了後は、またしても重大事態。京丹後経ヶ岬米軍基地で現在おこなわれているオリエントシールド25に参加の米軍人が小銃を携帯し公道を歩いて、住民の不安が高まっていることについて、抗議の申し入れがありました。
宣伝行動中は道行く人たちから、たくさんの激励をいただきました。こんな世の中にして、子どもや孫たちに申し訳ない気分になり、責任を感じます。
共産党に頑張ってほしいとの期待に応えられるよう頑張ります。
◆米軍経ヶ岬通信所での度重なる憲法違反の重大事態に抗議し、合同訓練の中止と米軍基地撤去を求める申入れ
7月初め、米軍経ヶ岬通信所で地元に説明もなく日米合同訓練が行われたのに続いて、7月16日には米軍経ヶ岬通信所で実施中の日米豪実働訓練「オリエント・シールド25」で米兵が小銃を携帯して、公道である国道178号を歩いたことが明らかになった事件を受けて、共産党議員団として京都府に申入れを行いました。
7月の訓練は、核・生物兵器・化学兵器の攻撃に対処する訓練で、米軍と陸上自衛隊が京丹後で共同で行ったのは初めてのこと。
- 憲法に基づくシビリアンコントロールを蹂躙して行われたことの重大性を認識し、その立場から国に対応すること
- 再発防止はもちろん、地元住民の意見を踏まえ米軍レーダー基地通信所や日米合同訓練のあり方について見直すこと
- 京都府として府民に対し本件の経過と府の対応について明らかにすること
の3点を求めました。
◆けい子の活動日記
9月定例議会は、決算特別委員会が設置され、10月末まで開催されます。
一方、国会の方は休んだまま、選挙で一大争点になった消費税の減税議論が一向に始まりません。
マスコミも静かになりましたが、一方で自民党の総裁選一色です。
京都新聞9月26日朝刊の社説では、
『外国人政策 総裁選で分断あおるな』
と題して、
[https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1569624] と手厳しく批判していました。
府議会でも、維新の議員が、在留外国人の国保料滞納や医療費未払い問題を取り上げ、統計的にも信憑性が疑われるデータを用い、事実を捻じ曲げて質問したので、常任委員会で事実確認の質問をしました。
議員たるもの、嘘とデマで排外主義をあおることは許されません。
維新議員は、北陸新幹線問題の請願で「共産党が紹介議員だから賛成できない」と発言し、大問題になっています。
府議会も是非、ご注目を。