4月6日投票の京都府知事選挙、日本共産党も参加する「世直し・府民ネット」の尾崎望さんが215,744票(得票率31.0%)、右京区では19,053票(同39.2%)を獲得し、健闘しましたが及びませんでした。ご奮闘いただいた尾崎望さんに心から感謝を申し上げたいと思います。
尾崎望さんは右京区かどの三条こども診療所の小児科医師。選挙戦の間も、尾崎さんに駆け寄る若い夫婦や子どもたちの姿が随所にありました。「尾崎さんの診察室を出るとき、展望が見えて笑顔で帰ることができる」とのお母さんの声がありました。絶大なる信頼があるのだと実感しました。
尾崎さんが掲げた府政改革のプランはどれも府民の願いと合致します。とりわけ、こどもの貧困解決を!の訴えは多くの府民のみなさんのこころに響いたのではないでしょうか。 ですから、山田氏も「中学校卒業まで医療費助成を拡充する」、ある時は「無料にする」などとも発言しました。必ず実現させましょう。黙っていると、3,000円以上の還付ということにとどまりかねません。
また、3期12年も知事を務めてきて、具体的な実績も語れず、府内経済が全国最悪になっている現状への責任ある分析や提案がなく、「消費税は国会議員が決めたこと」などの無責任な発言をするかわり、米軍基地・原発再稼働問題などは一切触れませんでした。これほど、無責任なことはありません。
安倍政権の暴走がいよいよひどくなっているとき、このような態度でいいのでしょうか。何よりも府民生活、府政の主人公は府民です。尾崎望さんの奮闘に応えて、引き続き頑張ります