日本共産党京都府会議員団:議員団ニュース 2023年1月23日号

◆子どもの医療費助成を京都府が拡充 9月実施へ◆

小学校卒業まで府として無料化!

抜本拡充へさらに力を尽くします!!

本日1月23日、2023年度京都府の当初予算案の概要が発表され、子どもの医療費助成を府として拡充する方向が示されました。
これにより、京都市は3歳未満だった月額上限200円が、小学校まで拡充されます。
他の自治体は京都府が拡充した分で、他の子育て支援策に使うことができるようになります。

子どもの医療費助成については、昨年の知事選挙でも大きな争点となり、選挙後に京都府の『子育て支援医療助成制度のあり方検討会議』が設置され、3回の議論を経て
「通院における自己負担額の上限をさらに軽減」
するとの方向性が示されていました。

 

高校卒業までの助成拡大へ、さらに声を上げよう

京都府内では、すでに8自治体で入院も通院も高校卒業までの医療費助成を行っています
(京丹後市は大学生も含む)。

昨年12月府議会で西山のぶひで議員が、子育て支援施策として

  1. 子どもの医療費の高校卒業までの無料化
  2. 小中学校の給食費の無料化
  3. 高校授業料無料化(あんしん就学支援制度)の拡充
  4. 給付生奨学金制度の創設と修学支援制度の上乗せ

をパッケージで提案していました。

今回の拡充の予算規模は2億1000万円(9月実施・半年分)に過ぎません。
通年ベースで4億2000万円ですが、あと1億1000万円上乗せすれば
通院も中学卒業まで月額200円にできます
(拡充財源5.3億円は当初予算のわずか0.05%)。
さらに、高校卒業まで拡充することも十分に可能なことが共産党府議団の調べで判っています。
府民の声を広げて高校卒業までの無料化へ、取り組みを強めていきましょう。