令和2年9月定例会 決算特別委員会 書面審査 警察本部―2020年10月20日〜島田敬子府議の質疑応答部分

○島田委員  おはようございます。よろしくお願いいたします。
 私からは、1点お願いをいたします。京都府留置施設視察委員会の選任と活動状況についてです。
 令和元年度京都府留置施設視察委員会の委員の選任についてですが、昨年は、京都弁護士会推薦の弁護士が選任されなかった問題で質疑をさせていただいておりました。今年度は、弁護士会推薦の弁護士が選任をされたようですが、あわせて、薬事事案とか、被留置者の高齢化、要介護の方が増えているということで、昨年は福祉・介護の団体の方が選任されておりました。今年度についてはどのような状況か、まずお聞かせください。

○坂根総務部長  本年度は、委員御指摘のとおりの内容になっておりますけれども、1人は医師の方です。それから、もう1人の方は大学教授の方、そして1名が今おっしゃった京都弁護士会の弁護士の先生、それから高齢者対策ということで社会福祉の関係の方、それから薬剤師の関係の方、それから保護司の関係の方、以上の6名でございます。

○島田委員  ありがとうございます。留置施設視察委員会の任務は、2005年5月に成立した刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律、受刑者処遇法などによって、刑事施設の視察などを通してその運営に意見を述べる第三者機関を設置して努めることに準じて、翌年6月に留置施設視察委員会が設けられましたが、今後ともその趣旨に基づいて、適切な選任と併せて情報公開も求めておきたいと思っております。
 2つ目は、令和元年度留置施設視察委員会の活動報告、活動概要に関してです。
 意見概要等を見ますと、視察先は27留置施設ありまして、委員会が留置業務管理者に対して述べた意見及び留置業務管理者が講じた措置の2件が報告されておりますが、高齢被留置者への処遇の配慮の意見があったかと思いますが、これに対してどのような見解と取組状況だったのか、さらに留置担当官の勤務環境の向上についても意見が述べられております。この点どのような報告があって、警察本部の取組状況はどうかと。
 あと、被留置者が委員会に提出した意見提案書が1通ありますが、この点について、もう少し概要をお知らせください。

○坂根総務部長  まず、高齢者対策でございますけれども、これも委員の先生方の御指摘があって、バリアフリー化を含めた高齢者対策ということで御意見をいただきました。留置施設の設置基準というのは警察庁が示しておりまして、なかなかバリアフリーというのは難しい部分がございます。といいますのは、居室が何室もあります。その前は共用部分ということで、清掃はしますけれども、どうしてもほこりが下にたまる、そしたら、その埃を部屋に入れないために段差を設けるということがあります。ただ、東山にそういった介護の警察官で資格を持っておる者がおりますので、東山警察署を高齢者の専用というふうにしたいということで現在進めております。
 また、委員が御指摘ありましたけれども、どんな意見が提出されたかという話でございますけれども、内容は散髪の関係です。散髪というのは大体月1回やっておるんですけれども、もっと散髪がしたいとか、そういった意見でございました。
 あと1点は、すみません、委員、もう1点は何でございましたでしょうか。申し訳ございません。

○島田委員  留置担当官の勤務環境の向上でございます。

○坂根総務部長  すみません、申し訳ございませんでした。非常に小さい話になるんですけれども、24時間同じように閉鎖された空間におるということで、休息室の中のエアコンを替えたり、あるいはじゅうたんとか布団を新調したいといった、要は看守の勤務環境の改善ということは大きく進めております。
 以上でございます。

○島田委員  東山署に高齢者の専用の施設をつくったということでありますが、指摘事項は、全ての留置施設に共通して高齢者・要介護の方々への環境整備が必要であるという御意見でございます。去年の議論の中で、令和元年中、京都府警に留置された人数2,300人、そのうち65歳以上の高齢者が12%、おおむね10人に1人が高齢の被留置者であって、看守勤務員がおむつ交換、入浴介助、果ては車椅子を抱えて上がらなきゃいけない、こういう状況にあるということで、非常に苦慮されているということでございましたので、これはぜひ計画的な整備が必要であると思います。
 また、コロナの感染の状況もありますので、衛生的な面からも対応が必要かと思いますので、もう1度、どのような整備計画か、教えてください。
 さらに、平成30年度は、面会室の防音・遮音状況が適切でない施設があるので対策が求められると。ドア部分に遮音シールの整備など対策を講じたものが1ヶ所で、残り9施設はしっかり予算を確保して必要な改善・整備に努めていきたいとの答弁でございましたので、令和元年度の実績はどのようか、お聞かせください。

○酒井委員長  残り2分です。簡潔に願います。

○坂根総務部長  まず、整備計画でございますけれども、看守の研修会というのを先ほど申しました介護の資格を持っている警察官でやっております。そして、お風呂の入浴の際のいわゆる介護セットという分がありますけれども、これを購入して本部から貸出し、そして東山には常駐させているということでございます。
 それから、遮音の話でございますけれども、委員御指摘のとおりでございます。今年度中に残り9ヶ所、これは整備をしたいということで今進めております。
 以上でございます。

○酒井委員長  残り1分です。

○島田委員  被留置者の健康管理等を含めまして、ぜひ対策も十分講じていただきたいし、看守勤務員の勤務条件の改善等についても、介護用品のセットにとどまらず、さらに業務負担の軽減、勤務環境の向上をさせる配慮が望まれると思っております。
 セットにとどまらず、バリアフリー化という計画はないのですか。もう1度お答えください。

○坂根総務部長  警察庁には一応設置基準というのがございますが、今回の城陽署にしてもそうですけれども、当府の担当者から警察庁に質疑を上げて、何とかここは委員がおっしゃったようなバリアフリー化できないかということで質疑をしながら、今後新たに整備するような留置施設はそういったバリアフリー化に十分努めてまいりたいと思います。
 以上でございます。