鉄道駅からの転落防止など安全対策が急がれます。視覚障害者の白杖デ-の集会に参加し、その声を特別委員会で取りげました。所管外だと遮られましたが、引き続き調査して次回の議会で質問していきます。

10月2日の日曜日、二条ViVi前で開かれた第45回白杖安全デ-に参加しました。ガイドヘルパーさんやボランテイアのみなさんに付き添われた視覚障害者の方が多数参加をされていました。たくさんの方がいらっしゃること実感しましたが、みなさん明るい笑顔で少し安心しました。

しかし、集会で発言されたた全盲の方の発言は衝撃でした。視覚障害者にとって怖いこと、危険なところが3つ、第一に鉄道駅のホームからの転落、第二に音声信号のない横断歩道、第三に人通りの多いところ、とのこと。

なんとかしなければならないと考えていたら、翌3日には東京JR青梅線で視覚障害者がホームから転落して死亡したという報道でした。全日本視覚障害者協議会の調査では、東京都内では7割の方が転落を経験されているとのことです。

特別委員会で府内の鉄道駅での転落事故を尋ねると、2008年から2010年までの3年間に転落者は55人とのことでした。死亡事故統計は警察も持っていませんでした。

7月に国土交通省が、1日の乗降客10,000人以上の駅には警告用点字ブロックの整備を求める方針を固めた点で、府内の該当箇所を聞きましたが70箇所ほどあるようです。所管外ということで質問が中途になり、実施箇所数などが聴き取れませんでしたが、非常に遅れています。

横断歩道の音声信号は府内の3,175箇所の信号機のうち、設置数は512箇所という状況のようです。そのほか、駅のアナウンスも行き先など丁寧に案内することが求められているようです。次の議会で、もう少し調査をして質問しようかと思います。みなさん、ご意見お寄せ下さい。