府議会常任委員会が終わりました。東京電力福島第一原発の事故により、福島をはじめ、多くの地域で放射能の汚染が広がり不安が広がっている中、府議会にも、原発依存をやめて持続可能な自然再生エネルギーへの転換をもとめ、「脱原発」宣言をおこなうことや、学校給食や保育所の給食食材の検査ができる体制を求める請願が出されました。 日本共産党が紹介議員になり採択のために頑張りましたが、このような問題まで与党の自民と民主の議員は反対をされました。
若狭の原発群は、活断層の真上にある原発も含め14基もの原発が集中立地し、老朽化した原発やプルサーマル発電、高速増殖炉「もんじゅ」もあり、世界一危険な原発群だといっても過言ではありません。 大地震の発生も懸念されることから、まずは脱原発の政治決断を行うことが必要と賛同を求めました。
自民党議員が、「脱原発」等という政治スローガンは、学校給食についても1台500万円程度で簡易な測定機もあるから、これを整備して市町村や保育所・学校の求めに応じて監査できる体制を求めましたが、これも民主党議員が「市町村からの要望は出ていないようなので」という理由で反対しました。
福島原発事故を経験しても、なお「安全神話」から脱却できていないなあと思います。引き続き頑張ります。