こんにちは島田けい子です:2022年8月28日号

◆6月定例府議会報告 意見書・決議案の結果報告――府民の切実な声を代表する日本共産党府議会議員団 今期3年半の請願は100%の日本共産党が紹介議員となっていることもご報告します

6月定例会で、府民請願を受けて、提案した意見書・決議案は以下の通りです。

  1. 「緊急に消費税率5%への引き下げを求める意見書」案
  2. 「消費税インボイス制度の実施中止を求める意見書」案
  3. 「女性差別撤廃条約選択議定書の速やかな批准を求める意見書」案
  4. 「選択的夫婦姓の導入のための民法改正を求める意見書」案
  5. 「高すぎる国民健康保険料(税)の緊急引下げを求める意見書」案
  6. 「75 歳以上の医療費窓口負担二倍化の中止を求める意見書」案
  7. 「学校給食費無償化の早期実現を求める決議」案
  8. 「府立高校のタブレット端末の全額公費負担を求める決議」案
  9. 「すべての原子力発電所の停止・廃炉を求める意見書」案

この切実な府民の願いを知事与党会派がすべて否決しました。

今期3年半、府議会請願すべて紹介議員になったのは日本共産党だけでした。

一方、子どもの医療費助成制度や、学校の教室にエアコン設置、学校給食や給食費無償化等、市町村議員団との連携で、着実に要求を前進させています。

 

 

◆ご存じですか?「香害」?合成洗剤や柔軟剤で化学物質過敏症を発症することがある事を――『香害をなくす議員の会』が発足し、参加しました

香害をなくす連絡会(事務局・日本消費者連盟)の呼びかけに応え、超党派の73名の地方議員が参加し、『香害をなくす議員の会』キックオフ会がZOOM開催されました。私、島田けい子も参加して、京都府の住民運動や府議会論戦・取り組みを発言しました。

この会は、香害問題に取り組む議員間で情報を共有し、自治体や国、メーカー等に有効に働きかけていくためのネットワークです。

『香害』を一過性の話題に終わらせず、生活用品による有害化学物質汚染(公害)と捉え、真に解決すべき社会問題であるとの認識に立ち、議員同士がつながり、情報を共有し、深め、香害をなくすために行動していくことです。

活動内容として、

  • 苦しむ当事者の声を受け止め、行政に啓発と対策を求めていく。
  • 香害と化学物質過敏症に関する学習の機会を持つ。
  • 先進の取り組みや一般質問などについて情報交換する。

以上をあげています。

まずは啓発がカギと、私が昨年2021年9月定例府議会に続き、今年2022年6月定例府議会本会議でも質問を行いました。その後、京都府オフィシャルウェブサイト上で化学物質過敏症についての掲載が実現しました。

また一部ですが、京都府庁など官庁や公共機関・学校に啓発ポスターが貼られました。CS(化学物質過敏症)青空ネットワークの皆さんと、更なる対策の強化を京都府へ要望しました。

 

 

◆けい子の活動日記

「共産党に対する攻撃を1970年代以降ずーっとやってきた。選挙の時に反共謀略ビラを配布するような役割を果たしてきた、あるいは、民主的、進歩的運動、いろいろな運動に対して攻撃をして、ジェンダー平等であるとか、憲法の問題などで、自民党が主張してきたことと大体一致する方向で主張してきた。
そういう点に自民党としては統一協会を利用する、国際勝共連合を利用する、利用価値があったという面が大きいだろうなと。あれだけ次から次へと政治家と統一協会の関係が出てくるのは、そういう政治的な背景があるからだと思います。」

自民党議員が片っ端から統一協会とズブズブになっていく根本的理由ではないか、参院議員の小池晃 書記局長の記者会見での発言です。

その通りです。京都では知事選挙でもひどい謀略ビラがまかれていた事が知事選挙の記録にあります。

退任された某国会議員が地方選挙の時にひどい反共攻撃演説をしていたのを思い出します。

朝日新聞社が地方議員に対して統一協会との関係がないか、アンケートの協力依頼が私たちのところへも来ました。8月24日付の京都新聞朝刊では日本維新の会の畑本久仁枝府議(京都市西京区選出)が教団との関わりがあったことが報じられています。

超特大文春砲――最新の週刊文春による特大スクープとして
『岸田首相後援会長は統一教会系団体の議長だった』
のニュースも飛び込んできました(岸田首相の後援会「熊本岸田会」会長を務めている崇城大学の中山峰男学長が2011年から「日韓トンネル推進熊本県民会議」――日韓トンネル構想は統一協会教祖の文鮮明が提唱したプロジェクト――の議長を務めていた事など)。

岸田政権統一協会まみれ、底なしです。
平和も民主主義も破壊してきた歴史的事実を明らかにしなければなりません。
国会を開け!