◆豪雨災害、これまでにない支援を! 豪雨災害救援募金にご協力を!
日本共産党京都府魏団12名が揃って、四条河原町で2020年豪雨災害救援募金を呼びかけました。
「みなさんの故郷はいかがですか。被災者へ心を寄せ、一刻も早い復旧へ政府が本格的に動くべき時です。コロナ禍でのボランティアも限られますが、支援の輪を広げましょう!」
と訴えました。
また、倉林明子 参議院議員、吉田幸一 京都4区国政委員長、西村善美 前京都市会議員らとともに、高雄学区梅ケ畑の国道162号線の災害復旧現場を調査しました。昨年夏の台風による風倒木が、土砂もろとも崩れたようです。幅50m、高さ100mにわたる大規模な崩壊で、工事は数年かかるとのことでした。台風シーズンを迎える今後も予断を許せない状況です。危険箇所の総点検が必要です。
◆GoToトラベルより、医療・検査体制の充実を!
京都府内でCOVID-19(新型コロナ)新規感染者が増加し、府独自の警戒レベルが3段階で2番目の「警戒基準」に達する中、京都府は新たな対策を打ち出しました。発熱などの症状がある人を対象にした唾液でのPCR検査を約140ヶ所の診療所などで7月20日から開始すること、濃厚接触者へのPCR検査を徹底して施設で感染が確認された場合には専門家チームを即日派遣すること、重症化の可能性が高い高齢者らを守るために約200ヶ所の社会福祉施設で「簡易陰圧装置」を整備すること、等です。
日本共産党は、国と京都府に対して、徹底した補償とセットでの自粛要請と、PCR検査体制の抜本的な強化を求めてきました。保健所や公的病院の統廃合などの社会保障を抑制する政策を止めて、住民の命と暮らしが大切にされるような、予算の更なる抜本的な拡充を要求します。
◆京都府と舞鶴市が誘致を進めていたパーム油発電所計画を撤回させました!
舞鶴港湾喜多地区に建設する予定で京都府と舞鶴市が誘致を進めていた、国内最大規模のパーム油発電所の建設計画を、地元住民の方々による猛烈な反対運動で撤回に追い込みました。地元住民の反対運動とともに議会で頑張ったのが、日本共産党の舞鶴市議団と京都府議団でした。
福知山で稼働している(ただコロナ禍で原材料のパーム油が輸入できず現在は停止中)発電所も中止を!と運動を進めています。共産党府議団はYouTubeに『つながるチャンネル』を開設していまして、舞鶴市のパーム油発電所建設計画撤回についても「舞鶴のパーム油発電所建設が中止に!」と題した動画を配信しています。15分程度ですので、ぜひ一度のぞいてみてください。他にも、京都府の新型コロナ対策や府議会の論戦のトピック等わかりやすく解説したのを配信しています。
◆6月定例会本会議一般質問
京都府北部にある府立・与謝の海支援学校の、卒業生の保護者の皆さんが
「府北部にも医療的ケアを必要とする重度の障碍者が安心して利用できる拠点の施設を作ってほしい」
という願いで10年前に結成した「なごみの会」の方々、そして障碍児者施設の皆さんの声を、本会議一般質問の場で紹介し、質問いたしました。親御さんの思いを訴えていると胸がつまり涙声に・・・ネットで傍聴してくれた現地の皆さんも、一緒に泣けたわ!と感想を寄せてくれました。DVDで回覧しているとのことで、実現まで頑張ります。
◆けい子の活動日記
京都府は6月23日、高浜・大飯原発で同時に事故が発生した状況を想定した放射性物質拡散予測を公表しました。その結果は、原発から概ね30km圏の緊急防護措置区域(UPZ)で、原子力規制委員会による原子力災害対策指針での1週間以内の避難が必要としている、1時間あたり20µSv(マイクロシーベルト)という指針を超える地域はなく、「屋内退避が妥当」というものです。
今回の設定は、Cs-137(セシウム137)の放射線総放出量を福島原発事故でのCs-137放出量15,000TBq(テラ・ベクレル)より150分の1少ない100TBqで計算するなど、設定そのものが低く見積もられています。放射線の影響を、実効被曝量ではなく空間線量のみとし、気象条件も立地が日本海側であるにもかかわらず雨や雪などの場合は除外している等、「屋内退避が妥当」とはとても言えません。
こうした中、高浜原発から直線距離で6.6km地点の舞鶴大浦半島の田井に整備された放射線防護施設・原子力センターと、府道561号線の整備状況を調査しました。地震や津波など複合的災害が予想されるご当地は津波浸水予測地域。また住民の唯一の避難路である府道561号線は、車の離合が困難な箇所もある山道で、土砂崩れで道路が封鎖されれば逃げ道はありません。地元の方からは、トンネルを整備して即避難できる道路にしてほしい、との切実な声が出されました。