こんにちは島田けい子です:2020年5月24日号

◆府知事へCOVID-19(新型コロナウイルス)感染拡大対策への緊急申し入れ(第三次)

5月6日までとされていた緊急事態宣言が5月31日まで延長され、京都府は引き続き「特定警戒都道府県」とされました。「外出自粛」「営業自粛」「休校」等により、あらゆる府民生活や地域経済などに深刻な影響が出ています。

これらを踏まえ、コロナ禍の長期化を見据えた財源確保や体制強化などにつき、日本共産党府会議員団として、第三次の緊急申し入れを知事へ行いました。

  • 各種支援制度の相談窓口や受付時期など、府民に必要な情報をわかりやすく届けることや相談支援体制を強化すること。
  • 京都検査センターの拡充と保健所体制強化など、地区医師会等の協力を得て検査体制を強化するとともに、京都府入院医療コントロールセンターの体制強化により感染の実態把握や情報の一元管理を行うこと。
  • 新たな病床確保とそのための財源措置の独自引き上げや、公立・民間を問わず医療従事者へ特殊勤務手当を引き上げてしきゅうすること。
  • 医療資器材の確保と安定供給に全力を挙げるとともに、指定医療機関はもちろんのこと、地域の医療機関や診療所などとも連携した取り組みを行うこと。
  • 検診の自粛や利用者減少で影響を受けるすべての開業医や訪問看護をはじめ医療機関等への財源補償と支援策を具体的に示すこと。
  • 自粛要請によって直接・間接に影響をうけているすべての中小規模事業者・フリーランス等への損失補填を国に求め、京都府として家賃・地代・水光熱費・リース代など固定費への支援を至急に行うこと。
  • 大学・専門学校等の学費の減免・猶予、学費の返還、内定取り消しやアルバイトの減少などで大きな影響を被る学生や若者への支援などを国へ要請するとともに、京都府として臨時的に職員やアルバイト採用を行うなど、率先した支援策を講ずること。
  • 休校延長に伴う長期化が学習や健康をはじめ様々な影響が出ている児童・生徒の実態の把握や教育相談支援体制をいっそう強化すること。

などの内容となっています。

 

◆4月27日臨時府議会でCOVID-19(新型コロナ)対策補正予算全会一致で可決。5月臨時議会、さらなる要求前進へ頑張ります。

4月27日に可決した補正予算で、京都府の施策として「休業要請対象事業者支援給付金」が盛り込まれました。府内市町村で上乗せ実施がされています。政令指定都市である京都市においても他と同様に上乗せするよう、共産党市議団が要望をしています。

また、医師が必要と判断された方がPCR検査を速やかに受けられるための検査センター5ヶ所の設置が盛り込まれました。さらに、

  1. 「医療崩壊」を絶対に招かないための具体的方策。
  2. 「自粛と補償は一体」を基本原則に、きめ細やかで速やかな対策。
  3. 不安定な生活を強いられる学生や非正規雇用、フリーランスなどへ特別な手厚い保護の実施。
  4. 子どものメンタルや学習、一人親家庭などへの支援策強化。

など、今後も必要な予算確保と補正予算を速やかに措置し現場の府民の声に真摯に応えることを強く求めました。

 

◆新型コロナウイルス対策 支援制度を利用するために役立つリンク集――を共産党府議団で作成しました。

特別定額給付金(一人10万円を一律に支給)

総務省の特設サイト→https://kyufukin.soumu.go.jp/ja-JP/index.html

社会福祉協議会の緊急小口資金(20万円以内)、総合支援資金(20万円以内×3ヶ月)貸付

厚生労働省パンフレット→https://www.mhlw.go.jp/content/000626608.pdf
申請書類と記入例→https://www.mhlw.go.jp/content/000626608.pdf
京都府社会福祉協議会→http://www.kyoshakyo.or.jp/news/post_173.html
京都市社会福祉協議会→https://www.syakyo-kyoto.net/cv_kthome.html

住居確保給付金(家賃相当額を最大9ヶ月)

厚生労働省の案内ページ→https://www.mhlw.go.jp/content/000626236.pdf
京都市情報館より(参考)→https://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000149325.html

小学校休業等対応助成金(雇用者向け)・支援金(フリーランス等向け)

助成金の案内ページ→https://www.mhlw.go.jp/content/000628538.pdf
※申請書記入例など→https://www.mhlw.go.jp/content/000628066.pdf
支援金の案内ページ→https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10231.html
※申請書の記入例など→https://www.mhlw.go.jp/content/11909000/000619986.pdf

休業要請対象者支援給付金(中小企業20万円、個人事業主10万円)

京都府の案内ページ→http://www.pref.kyoto.jp/sanroso/news/coronavirus-kyuhukin.html
Web申請入口→https://sienkyufu.pref.kyoto.lg.jp/aplForm
 ※京都府独自の制度

持続化給付金(売上5割減少の中小企業に200万円、個人事業主に100万円を支給)

経済産業省のパンフレット→https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/kyufukin.pdf
事務局ホームページ(Web申請)→https://www.jizokuka-kyufu.jp/

新型コロナウイルス対策企業等緊急応援補助金(上限20~30万円、自己負担あり)

京都産業21の特設ページ→https://www.ki21.jp/kobo/r2/corona_hojyokin/20200507/
 ※京都府独自の制度

京都府文化活動継続支援補助金(上限20万円、補助率3分の2)

京都府文化芸術関係者支援相談窓口→https://www.kyoto-artsconsortium.jp/inquiry/
 ※京都府独自の制度

 

◆けい子の活動日記

「活動報告4月号がなかったね〜。いつも楽しみにして読んでて、ファイルにも綴じてるよ。」
との声を頂戴しました。ありがたいことです。

新型コロナ自粛の間、ちょっと風邪をこじらせて休みました。COVID-19ではありません。診療制限もあって市販薬で済ませようとしたのが間違いでした。

やはり、早期発見・早期治療が肝心で、風邪くらいで―――と疎かにしてはいけません。

コロナ禍で、高熱が続いているのに検査も受けられず、重症化して亡くなられる方が相次いでおり、他人事ではありません。

感染症対策に備える検査体制・医療体制の整備が遅れており、保健所や公的病院を減らすなどの誤った行財政改革の、深刻な影響が明るみになりました。国や自治体の有り様、税金の使い方が鋭く問われています。