◆福山さん勝利で京都から、日本の政治に春を呼ぼう!
来年2020年1月19日告示、2月2日投票の京都市長選挙がいよいよ目前です。12月14日には、立候補を表明している弁護士の福山和人さんが、日本共産党志位和夫委員長、新社会党の岡﨑宏美委員長、小林節・慶応大学名誉教授とともに四条烏丸で街頭演説。詰め掛けた約2,000人の聴衆から大きな拍手と歓声が沸き上がりました。
未来への投資というなら、子どもとお年寄りにつかわんと誰に使うんや! 北陸新幹線“小浜・京都ルート”は大深度地下といわれる地下40m以深に長距離のトンネルを建設することが提案されていますが、大震度地下のトンネル建設はスーパーゼネコンにしかできません。そんなことより、生活道路や防災事業を地元企業に発注した方が経済対策になる! こうした舵取りを私にやらせてほしい! と、福山さん。
福山和人さんを勝利で、京都から安倍政治をNO! 普通の市民が政治をつくる! 暮らし第一の京都市政をつくる運動へ、皆さんもご参加ください。
◆公立・公的病院の統廃合・再編・ベッド縮小求める「再検証」は撤回を! 命の砦・宇多野病院を守ろう!!
厚生労働省は、9月26日、全国424の公立・公的病院に「再検証」の必要があるとして、2020年までに統廃合・再編・ベッド縮小などの計画を具体化することを都道府県に要求しました。
京都府内では、宇多野病院、京丹波町病院、舞鶴赤十字、福知山市民病院大江分院が、統廃合・再編・ベッド縮小の対象機関として名指しされました。今後、政府は民間病院の再編も検討していますが、医療の現場で働いてきたものとして、見過ごすわけにはいきません。
厚労省に対し、424病院に対する「再検証」を白紙撤回し、医師・看護師の増員など、すべての医療機関の存続拡充を図ることを求めて、京都社会保障推進協議会の署名運動がスタートしています。
こうした中、命の砦、宇多野病院を守ろう!と、宇多野病院退職者会が結成されました。難病患者さんや地域の皆さんの一般救急医療にも対応する、現在の医療機能を縮小することは許されません。
署名運動にも、ご協力をどうぞ、よろしくお願いします。
◆けい子の活動日記
12月定例議会開会中です。
滋賀県大津市での園外活動中の園児たちが巻き込まれた交通事故を受けて、京都府としても通学路の総点検や幼稚園・保育園児の園外活動などへの安全対策を強化する取り組みがすすめられていますが、国においては保育所周りの『キッズ・ゾーン(保育園児等の園外活動等の安全確保に向けた交通安全対策を行うエリア)』制度を創設する方向が出され、京都府においても未就学児交通安全促進事業費として、検討費100万円の補正予算が提案されました。
総務警察常任委員会の質疑で、『キッズ・ゾーン』は賛成するが、宇多野学区の幼稚園周辺の道路で、歩行者と車道を明示する道路標示の白線が私有地であるからとの理由でひいてもらえない、こうした現状がある点について質しました。交通部長から「(私有地であっても)所有者の理解の下で行える」との見解をいただきましたので、京都市の土木事務所へも要望していきたいと思います。
もう1つ採り上げたのは、神奈川県における情報流出問題です。住民の納税情報や職員の個人情報などのデータが入ったHDD(ハードディスク・ドライブ)がネットオークションに出回っていた問題で、京都府の現状と取り組みを聞きました。こうしたHDDの処理は物理的電磁的に破壊するのが当然だと思うが、と質しました。
京都府においては、個人情報が含まれる重要なデータが入ったHDDは庁内で破壊しているとの答弁でした。他方、そうでないものは委託業者に処理をして渡しており、見届けができていないものもあるので、現在調査をすすめているとの答弁でした。京都府でも税務事務・総務事務・人事に関する事務など8つのシステムを民間業者に委託しています。情報セキュリティ対策の強化とともに、深刻な問題を抱えているマイナンバー制度の拡充や推進は止めるべきと求めました。