こんにちは島田けい子です:2019年9月22日号

◆消費税10%増税やっぱり無理!! 政府は国会を開け!増税は中止を!

10月1日の消費税増税が目前に迫る中、日本共産党京都府議会議員団そろって、四条河原町で宣伝行動を行いました。

ポイント還元のゴタゴタ、インボイス導入でフリーランスも大打撃!
なにより、消費が落ち込み日本経済も大打撃です!
今からでも止められる!
一緒に声をあげましょうと呼びかけました。

府議会請願審議を求める緊急署名にも多数のご協力と賛同を頂きました。
9月定例会で徹底審議を行い、請願採択へ全力を挙げます。

 

 

◆自然と環境を壊す開発は中止を! どこでも安心して住める京都府を!

日本共産党京都府議会議員団として、城陽山砂利採取跡地の東部丘陵地開発現場調査、南山城村のメガソーラー開発事業の工事現場調査を行いました。
1960年代から民間業者による山砂利採取が行われてき跡地に産廃が搬入され、城陽市民の命の水である地下水が汚染される事態になっています。
産廃の撤去が不十分なまま、その上に盛土をして、第二名神高速道路建設が進められています。
土壌や地下水の汚染について、府は自然由来だから問題ないと見て見ぬふりです。

南山城村全体では村全体が砂防指定地域に指定され、昭和28年の豪雨災害では300人を超える犠牲者を出した歴史がある所です。
そうした地域で80haもの林地を開発し、メガソーラーを建設する計画が許されるでしょうか。
許可した府の責任は重大です。

各地で災害が頻発しています。
自然を破壊し、暮らしを脅かす開発行政を転換し、
どこでも安心して住むことができる京都をつくるために、
住民の皆さんとともに頑張ります。

 

◆共産党議員団沖縄県管外調査へ 子どもの貧困対策、地位協定見直し、伝統産業振興など

共産党議員団として、故翁長知事、そして、玉木デニー知事へと引き継がれた、
子どもの貧困解決の取り組みや米軍基地と地位協定をめぐる沖縄県独自の海外調査、
伝統産業振興策について調査を行いました。

子どもの貧困が全国と比べても2倍の高さとなる沖縄県。
知事のリーダーシップのもと、貧困の実態を可視化する
きめ細やかな調査が市町村等の協力も得て行われています。
その中で、行政の施策が届いてない現実もしっかりと把握され、
貧困解決のための必死の取り組みが行われています。

地位協定問題では県が独自にドイツなど同じ無米軍基地を持つ国を調査し、
米国にものが言えない日本政府の異常を明らかにしています。
経ヶ岬の米軍レーダー基地問題と重ね合わせて、
地位協定の見直しの必要性を痛感しました。

辺野古の新基地建設現場の調査と基地建設反対のたたかいの現状も調査しました。

 

◆けい子の活動日記

第65回目日本母親大会はビキニ被災から65年、第五福竜丸のふるさと、母親大会の原点の地、静岡で開催されました。

被爆者や母親たちの草の根の運動が世界を動かし、2020年には核兵器禁止条約が批准されようとしています。
1954年3月1日静岡県焼津港のマグロ漁船 第五福竜丸乗組員の被曝報道から始まったビキニ事件。
事件の翌年の6月には、第1回母親大会が、原水爆禁止世界大会に先駆けて東京で開催されました。

その第1回大会には、第五福竜丸無線長 久保山愛吉さん(被曝後わずか6ヶ月で急性放射能症により死亡)の妻すずさんが参加され、
「原水爆の被害者は私を最後に」
という夫の意思を胸に、勇気をもって
「原水爆を無くして」
と声をあげられました。

すずさん愛吉さんには当時9歳、7歳、4歳の娘さんがいました。
心ない言葉に傷つきながらも草の根の多くの人たちと手を結び、頑張ってこられたすずさん、そして、愛吉さんの墓参もさせていただきました。
全国の母親運動に励まされた感動の大会でした。