美山へ現地調査、北陸新幹線が美山に引き起こす問題を考える集会に参加

今日10月23日は美山へ来ていました。
北陸新幹線が、美山に引き起こす問題を考える集会と、引き続きの現地調査です。

北陸新幹線の想定ルートのど真ん中の谷筋まで、入りました。
由良川、桂川の源流域。
トンネル本体や斜坑から掘り出された残土が山積みされ、
そして、唐戸渓谷にも流れ込んで行くなんて信じられますか!
北海新幹線の工事で膨大な量の残土が澤を埋め立て、
有害物質を垂れ流している現状もあらためて学ぶ事が出来ました。

北陸新幹線京都延伸計画でルート上にある美山、京北、京都市内各地で運動が起こっています。
北海道の現状を知り、あらためて、無謀な計画をやめさせたいと思っています。

2022年6月27日には『流域の自然を考えるネットワーク』[http://protectingecology.org/]の主催で

気候危機、生物多様性の喪失、頻発する自然災害等に直面する今日、持続可能な社会を実現させるための抜本的な社会経済システムの転換が急がれます。交通体系もまた、都市計画や地域づくりと密接に関係しており、環境社会への配慮や誰もが安心・安全に移動できることが求められます。しかしながら、現在、政府が進める「未来の交通」とは、数十年も前に経済成長のみを優先して計画された環境破壊や地域社会の分断を招くような大型開発事業ばかりです。

今回のオンラインシンポジウムでは、リニア中央新幹線、北海道新幹線、北陸新幹線の開発影響の事例から、政府や地方行政が進める未来の交通インフラの問題を明らかにしていくことで、私たちが未来に求める移動のあり方について考えます。

という趣旨でオンラインシンポジウムが開催されました。
アーカイヴがありますので、ぜひご視聴ください。